会長挨拶

一般社団法人 日本在宅介護協会 会長 森山 典明

会長挨拶

会員の皆様におかれましては、日頃より当協会の事業運営や活動等に対して深いご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

当協会は、1988年9月に厚生労働省の主導により設立された全国入浴福祉事業協議会と翌年11月に設立された全国在宅介護事業協議会が合併し、1998年11月より日本在宅サービス事業者協会として活動をスタートさせました。現在は、業務組織委員会11支部と介護保険制度委員会5部門での活動を通じて、全国で研修・教育、地域社会への貢献、健全な事業経営に向けた様々な取り組みを推進しております。

日本における人口構成や社会情勢は急速に変化し、介護保険制度は、時代の変化や地域の実情、あらゆる顧客ニーズへ対応する中で、複雑かつ多様なものとなりました。一方、介護事業者には、安全・安心で高質なサービスを提供し続けることが期待されています。持続可能なサービス提供のためには、まず、人材採用・育成・活用・定着と適正な事業運営が必要不可欠となります。介護事業を取り巻く様々な課題に立ち向かっていくために、全国組織である当協会が「情報収集・研修・連携・協力」の要となり、厚生労働省や関係機関への提言、事業主体や業界の枠を超えた様々な分野の多職種と協働・連携することが期待されているものと考えます。さらに、現場を支えるすべての職員がやりがいと成長を実感できる環境を目指し、業界のさらなる発展成長へと繋げてまいります。

「人間としての個性と尊厳を尊重し、長期介護の必要なお客さまに対して適切で統合的な介護を効率的かつ安定的に提供することによりその社会的責務を果たす」という当協会の基本理念のもと、会員の皆様におかれましては、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願いするとともに、私どもと一緒に取り組んでいただける企業・団体の皆様からの積極的なご参加をお待ちしております。
皆様の倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 日本在宅介護協会
会長 森山 典明