会員の声

会員の声 ホームケア井上様(正会員)

株式会社ホームケア井上
HP: http://www.h-c-i.co.jp
代表取締役社長 井上利恵様
東京・北関東支部 副支部長

株式会社ホームケア井上 代表取締役社長 井上利恵様

いつ頃、在宅協に入会しましたか?

2000年からスタートした介護保険制度ですが、始まった当初はかなり混乱していました。

当時は2003年に行われる第一回目の改正がどのように動くのか検討つかなかったこともあり、少しでも早く、多くの情報を集めておきたいと考えていたのを覚えています。

そのような折、改正前の2002 年(平成14年)に在宅協から案内を貰ったのが入会のキッカケです。

私たちのような小規模で地域密着型の介護事業者では、区市町村の情報は取ることができるのですが、東京都や厚生労働省レベルになるとなかなか最新情報を得ることができません。そういう意味では、こうした組織の最新情報を迅速に提供してくれる在宅協の活動やサポートはとても魅力的に映りました。

また、会員の中に知っている会社が何社か入会されていたこともあり、ここなら大丈夫だろうと思ったことも入会に向けて背中を押してくれましたね。

それから正会員として現在に至っていますが、引き続き在宅協の一員として頑張っていきたいと思っております。

在宅協の活動の中で助かる点はどんなところでですか?

何より定期的に行われるセミナーや研修会は、介護事業所を運営するにあたりとても助かっています。

特に、滅多に聞く機会のない国会議員や厚労省の方の話を直に聞くことができたり、現場の声を直接届けられるのは非常に大きいですね。

また、情報の伝達速度に関して、在宅協は他と比べても早いと思います。これは最新情報を常に必要としている我々にとって、大きなメリットとなっています。

私の在籍している東京・北関東支部に関して言いますと、単に情報を添付してメールで流すだけではなく、支部長の方で情報を要約し、それを書き加えて送信してくれています。そのため、要約文を読めば一目で全体像を把握できるようになっているんです。

コロナで情報が錯綜していた頃はメールを読む時間もないくらい忙しかったのですが、 こうした要約文を読むことにより、それが自分にとって重要なメールか否かについて瞬時にジャッジをすることができ、 とても助かりました。特に、忙しいときにはこうした心配りがとても胸に沁み入りましたね。

他に、東京都からの委託事業を受託して、希望する会員が無料でカウンセリングを受けることができるのも在宅協の会員ならではの特典と感じています。このように在宅協と東京都のパイプが強く繋がっていることなどは、信頼性と伝統のなせる技かもしれませんね。

こうしたことからも、組織が非常にしっかりしているところが在宅協の強みであると思っています。

コロナ禍の中、会員の活動などはありましたか?

コロナ禍で感染予防商品が街中から消えたことがありましたが、そのとき、マスクやグローブ、消毒液などを会員が安く買えるようにと、組織が一体となって業者さんを探してくれ、会員のためにサポートをしてくれました。

日常だけでなく、業務でもこれらの商品がないとそれこそ仕事になりません。もちろん弊社以外の介護事業者でも同じだと思います。現場の気持ちを理解していないと、こうした発想は生まれなかったと思います。

このような緊急事態時に、組織が一枚岩となってバックアップしてくれる姿に、改めて会員で良かったと思いました。

また、コロナの話ではないのですが、熊本地震や東日本大震災など、大きな災害があったときに、在宅協は率先して現地に会員事業者を派遣し、訪問入浴車を活用した入浴などのボランティア活動に積極的に勤しんでいると聞きます。小規模な事業者である弊社はこうした活動に従事することはできませんが、常日頃から人助けを厭わない会員さんが集まっている在宅協という組織に籍を置いていることにとても誇りを感じています。

会員さん同士の横の繋がりはあるのでしょうか?

カウンセリング研修の後、最後に出席者全員で発表会をする機会がありました。そのとき、ある会員さんから、困ったシチュエーションに陥ったときに、カウンセリングを受けてこれを克服し、成果をあげたという話を聞いたことがありました。

この後、懇親会があったのですが、普段喋る機会のないメンバー同士だったにもかかわらず、さらに深い話をすることができ、会員同士でそれを共有するという貴重な経験をすることができたんです。このとき、初めて横の繋がりを持つことができ、良かったと思いました。

在宅協の強みは何だと思いますか?

行政とのパイプに関して、縦のラインで満遍なく強いところだと思います。

我々のような小規模で地域密着型の介護事業者は区市町村とはきちんと連携を図れていますが、 それ以上の行政組織と繋がるのは正直難しいものがあります。

しかし、在宅協は厚労省、東京都との強いパイプを持っているため、区市町村と連携している我々と合わさって、縦のラインで強い組織になることができると考えています。

また、訪問入浴や訪問介護、施設系など満遍なく幅広い業種の会社が集まっているので、同じ業種の会社が優遇されたり、意見を通そうとするなどの弊害がないのも在宅協の強みなのではないでしょうか。

ややもすればライバルにもなりかねない関係の会員同士ですが、良いと思った情報を惜しみなく提供し合える関係なのも在宅協の魅力かと思っています。

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